令和4年 干支、壬寅年のぐい吞です。
故事成語の虎嘯風生(こしょうふうしょう)にちなんだ意匠となっております。
虎嘯風生とは、すぐれた才能や技能をもつ人が機会を得て奮起することで、新しい年を迎えて奮起していく気持ちをこめて制作しました。
今回のぐい吞は、平盃形です。
黒伊賀土をろくろびきし、高台を削った後にいったん虎の部分に白化粧土をはたいて素焼します。
その後、鉄絵で吠える虎を描き、釉薬をかけて本焼焼成します。
それから上絵の具で虎の毛並みの部分と細かい牙や白目の部分に色をさし、パラジウム彩で左上方に風を描き、
上絵焼成して完成です。
写真の奥は白化粧のまま、手前は弁柄(鉄絵)で虎を描いたところです。
掌に載せて斜めからと、真横から、そして、裏側から見たところです。
大きさは口径89㎜、高さ33㎜です。
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桐箱入りで、1客5,500円(税込)送料となっております。
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